Weblog / 催眠で能力アップしよう / 暗示催眠(暗示療法)

 

暗示催眠(暗示療法)

潜在意識の3つの特徴
 潜在意識の特徴を上手に活用して、自分にとって良い影響を与えていくのが「暗示催眠(暗示療法)」です。


● 特徴1
「顕在意識が考えたことはすべて暗示として潜在意識に入る」

 たとえば、自分の部下に対して「馬鹿野郎」を連呼している上司がいるとします。
この上司は部下に対してマイナスの言葉を発信しているつもりでしょうが、実は自分自身が一番、マイナスのエネルギーを受け取り、気分を悪くしているはずです。顕在意識で考えたことは、暗示として潜在意識に入ってしまうからです。
自分の心に良い影響を与えたいと思ったら、常にプラスのエネルギーを発するよう心がけると良いでしょう。自分に対してだけでなく、周りの人に対してもプラスのエネルギーを発し、温かい言葉がけや肯定的な態度を取ることで、自分自身にそのプラスのエネルギーが跳ね返ってきます。
自己暗示の父といわれるエミール・クーエの言葉は、誰にでも適用できる素晴らしい暗示文と言えましょう。

“Everyday in every aspect, I’m getting better and better.”
(「毎日あらゆる面において、私はどんどん良くなっている」)


● 特徴2
「潜在意識は否定形を理解できない」
 「ピンクの象を思い浮かべないでください」と言われたら、おそらく、あなたはピンクの象を思い浮かべてしまうでしょう。
これは、潜在意識は否定形を理解できないという特徴を持っているからです。
たとえば、大切なプレゼンテーションの前に、「あがるまい、あがるまい」と思えば思うほど、余計に緊張してしまった、という経験を持つ人は多いのではないでしょうか。これも同じことで、「あがるまい」「緊張すまい」と思っても、潜在意識は否定形を理解しないために、「あがる」「緊張する」というイメージが強化されてしまったのです。
何かを成功させたいと思ったら、失敗すまいと考えるのではなく、成功のイメージをしっかりと持つしかないのです。


● 特徴3
「潜在意識は現実と想像を区別できない」
 映画を見ながら、その世界の中に没入してしまった経験は誰でもお持ちでしょう。
ホラー映画を見ながら、これは仮想のものであると知りながら、冷や汗をかいていたり、鳥肌が立つというのは、潜在意識が現実と想像を区別できないということを表しています。想像上のものであっても潜在意識にとっても現実と変わりません。その結果、汗をかく、涙が出る、震えるなど、体の反応として表れます。


● 暗示催眠(暗示療法)の効果
 このような潜在意識の特徴を上手に活用するのが暗示催眠(暗示療法)です。
催眠状態にはイメージや感情が湧きやすくなるという特徴があるため、リアルなイメージを描きやすくなります。催眠中に目標状態をリアルにイメージすることで、潜在意識に暗示を与えていきます。
これはスポーツや芸術の分野で行われているイメージトレーニングと同様のものとして捉えることができます。スポーツ選手であれば、自分が完璧なプレイをしている様子を何度もイメージすることで、本番にも同様の力を発揮できるよう準備します。ビジネスにおいても、同様のことを行うと考えれば、暗示催眠(暗示療法)の効果は容易に理解できるでしょう。

催眠とは? | 催眠で能力アップしよう
前世退行催眠(前世療法) | 年齢退行催眠(退行療法) | 暗示催眠(暗示療法) | クリエイティビティ・ヒプノ
セッション~お申し込みの流れ | スケジュール | アクセス | 体験者の声 | お申し込み・お問い合わせ
ヒプノセラピースクール | 催眠を学ぶ | スクール開催スケジュール ABH更新お手続きのご案内 | プロフィール | 会社概要 | 関連サイト |

(C)Human Respect Co.,LTD. and MIKI TSUKAHARA All rights reserved